合法ハーブに取りつかれた男

合法ハーブに取りつかれた男

合法ハーブの魅力にトリツカレテ

どうして合法ハーブと言う物にハマってしまったのか、それは今となっては自分で考えても答えが出ません。最初はそんなに真剣に考えてはいなかったのですが、時間がたつにつれて合法ハーブの事ばかりを考えるようになってしまって。最終的には仕事が手につかなくなって職場を解雇されてしまいましたし、それまで付き合いのあった友人もすべて私の元から離れて行ってしまいました。最初はどうでも良いと思っていたのですが今となっては非常に後悔しています。どうして私は一人になってしまったのだろうかと・・・

自分の弱さが原因なのかも知れない

これもすべては自分の弱さが招いてしまった事だと言うのは自覚しています。あれだけ報道されていれば合法ハーブがどう言うものなのかは容易に想像する事が出来たはずです。それでも手を出してしまった自分に責任がある事は否定出来ません。でもそれまではそんなものに興味を持つ事は無かったですし、まっとうな人間として社会生活を営んでいました。これだけは本当ですので信じてください。合法ハーブを知る前の私は非常におとなしくてケンカした事もないくらいの男だったのです。特に浪費グセもありませんでしたし、しっかりと貯金をして将来の事を真剣に考えていました。

でもあの瞬間に…

私が合法ハーブの事を知ってしまったのは歌舞伎町の繁華街を歩いている時です。最初は「ハーブあります」と言う看板を目にして普通の食べるハーブの事だと思っていたのですが、お店の客引きに案内されるままお店に入るとそこは私との想像とは全く違う世界が広がっていました。

今まで見た事のない商品群と今まで嗅いだ事のない様な香りが充満していて・・・すぐにこれは怪しいものだと言う事は分かりました。その時にお店を後にしていれば・・・

今考えると非常に後悔してしまうのですが、それでも店員さんが怖かったと言う事もあって私は合法ハーブのお店を後にする事は出来ませんでした。言われるがままにスパイスダイヤモンドと言う商品を購入してしまったのです。ただ購入しただけでそのまま捨ててしまえば良かったのですが、せっかくお金を払ったのだかrた・・・とパッケージを開けてしまったのです。まさにパンドラの箱を開けた瞬間だったのは言うまでもありません。

それからは毎日のようにそのお店に通うようになってすっかり顔なじみの常連となってしまいました。誰かに顔を覚えてもらって親密に接してもらえるのは非常に嬉しい事です。そうかんがえてしまっている時点で私は終わっていたのかも知れません。そのお店に通う事が非常に心地よくなってしまっていたのです。それからは給料の半分近くは合法ハーブにつぎ込むようになり、やったことのないギャンブルにまで手を出す様になってしまいました。

それからの私の人生は説明するまでもないと思います。階段を転げ落ちると言う表現がぴったりの人生を送る事になってしまったのです。

今でも本当に後悔しています。でもそれでもあの時の人生はもう帰って来る事がないのですから、どうにかして前向きに生きて行こうと思っています。